2018.03.23
TDU Space Projectが、3月8日から10日に鹿児島県で開催された「種子島ロケットコンテスト」に出場しました。
種子島ロケットコンテストは、自作模擬惑星探査機(CanSat)と自作モデルロケットの大会です。TDU Space ProjectはCanSat部門に出場しました。
「種子島ロケットコンテスト」では、CanSatを気球で地上から50 mまで上昇させ、パラシュートで降下、着地し、決められた目標地点に自律制御で走行します。競技は、目標地点に機体がどれだけ近づけたかとプレゼンテーションの2つで審査されます。
目標地点にゴールするために、2輪ローバーよりも高い走破性を持つ4輪駆動を採用することによって絶対スタックせず、更にボ
ディに炭素繊維複合材を使用し、落下衝撃を分散するモノコック構造を用いて耐衝撃性を高め、信頼性を上げる開発を行いました。
今大会では制御トラブルによってパラシュートと機体が切り離され、上空20mから自由落下しましたが、損傷なく走行すること
が出来ました。そして目標地点のゴールを機体が捜索し、目標地点を見つけることに成功しました。
次の大会では目標地点でのゴールを目指して、人工知能で機体自身が走行の最適化をすることで、環境が変わっても絶対にゴールする機体を開発し、優勝します。