東京電機大学の特色を活かした国際交流の実践に向けて、学生や教職員の人的な交流をさらに進めるために、あるときは留学生の日常的な相談相手として、またあるときは日本人学生の海外留学のお手伝い役として、さまざまな支援を行っているのが国際センターです。国際センターでは、海外の諸機関との学術交流・留学生の受入・学生の海外派遣・教職員の海外交流などの業務を所掌しており、東京電機大学の2つのキャンパスに交流拠点(千住ラウンジ・鳩山ブランチ)を有しています。
「異なる文化や習慣を受け入れ、理解し、共有しつつ、協働していく能力」は、変化に対応できる科学技術者にとっては非常に重要な要素です。このため「相手の言っていることが理解できた」あるいは「こちらの考えが伝えられた」など、コミュニケーションが成立したときの小さな喜びを大切にしています。何も言わなくても分かってくれていた友人・知り合いばかりの状況から一歩踏み出すことが、みなさんのチャレンジのはじまりです。”Sharing Views & Seeking Ways”という合言葉のもと、国際センターはみなさんのチャレンジを応援します。
東京電機大学は、「グローバル化対応ポリシー」に基づき、次のとおり目標達成に向けて努力します。
本学の特色を活かした国際交流の実践に向けて、17の国と地域における42の大学・1研究機関と共に、教員の国際的な共同研究、学生の海外研修、交換留学生の受入などを促進しています。
本学は技術を通して社会に貢献できる人材の育成をめざしており、この姿勢は国際交流においても変わりません。国籍を問わず本学に集う学生や教職員が、技術で世界に貢献できることが求められています。そもそも技術には国境はありません。情報通信技術の普及とともに世界中の誰もが無条件に情報を共有できるようになり、国境を越えた学術・研究活動がますます日常的に行われています。全ての技術者にとって、最新の情報に触れつつ、新しい技術開発を体感していくためには、国際的な繋がりは欠かせません。各国の技術者や研究者との緊密な連携のもと、学術上の国際的な協力関係を生み出す機会を一層促進していきたいと考えています。
本学の各キャンパスでは、現在12カ国からの留学生と1万人の日本人学生が交流をしています。これからますます多くの留学生を本学に迎え、国際色豊かなキャンパスへ発展していくことを強く期待しています。東京電機大学でともに技術を学び、世界に羽ばたく技術者を目指す方々を心よりお待ちしています。