9月5日(水)「秋期学外研修」を実施しました。

2018.09.12

各キャンパスの研究生・特別科目等履修生を含めた学年を問わない留学生と日本人のリーダー学生等を対象とし、留学生同士また日本人学生との交流を目的とした秋期学外研修を2018年9月8日(水)に実施しました。今回の参加者は、留学生52名、日本人学生8名、教職員6名の総勢66名です。東京都大田区の羽田空港にあるANA機体工場での見学と神奈川県川崎市にある東芝未来科学館での見学をしました。

午前中のANA機体工場見学では、まず講堂で説明を受けました。羽田空港のターミナルからは、少々離れた場所に位置することや整備士さんについて、ボーイング787-9の機体の値段等の話を興味深く聞いていました。その後、整備作業の実機見学へと移り、整備士さんが点検等の作業を行っている様子を見させていただきました。機体に使用されている大きな部品を見ることができ、写真に様子を収める学生が多く見られました。

昼食は、川崎市内のホテルで取りました。食事後の交流ゲームのグループに分かれて座り、事前に交流を深めました。交流ゲームは、グループ対抗のクイズで、15分以内に協力し合って複数の問題を解くものです。選択肢方式のクイズですが、日本人にも難しい内容となっており、留学生は、スマートフォンで検索することが許されています。限られた時間の中で協力しながらそれぞれ回答を出しました。上位2グループは表彰され、国際センター長から賞品が授与されました。

午後は、東芝未来科学館に行き常設展示を楽しんだ後、「超電導」を題材としたサイエンスショーに参加しました。超電導とは、ある種の金属や合金をきわめて低い温度に下げると電気抵抗がなくなる現象だそうです。講義を受けた後、実際に道具を使って体験することができ、良い経験を積むことができました。

今回の研修を通して、参加した留学生は、初めて出会う留学生、日本人学生とも交流を深めることができました。また、専門分野に近い内容の見学や展示を楽しむことができた学生もいたので、今後の学習に役立ててもらえればと思います。