2010.04.20
前号でお知らせしたとおり、現場では、現在、土工事(土留め工事、杭工事など)の施工を進めています。このうち、杭工事は、東京千住キャンパスの建物の荷重を支持地盤(地表から約40m内外の深さ)に伝え、建物を支えるための重要な工事です。
杭工事は、5月末日の完了を目途に進めており、杭工事の完了後、いよいよ地盤の掘削を始めとする、基礎工事に移ります。
現在の現場の状況は、下の写真をご参照下さい。
大学後援会の常任評議員の皆様が、後援会誌「学苑」の取材のため、3月29日に東京千住キャンパスの現場工事事務所へお越しになりました。
当日は、後援会の皆様に安全で見通しの良い工事事務所2階より現場をご見学いただきました。後援会の皆様は、1年前に取材で訪れた現場(一面クローバー)が一変し、数多くの重機が工事を進めている状況に大変驚かれていました。
今回の取材いただいた記事は、次号の「学苑」(vol.126号)に掲載される予定です。
取材の様子は、下の写真をご参照下さい。
東京千住キャンパスの南側を通る通称『疎開通り』のさくらと、キャンパスの東側に隣接する千寿常東小学校のさくらが満開となり、見ごろを迎えていました。
『疎開通り』の左右には、大踏切から荒川に向かって100本を超えるさくらが植えられた、地元が誇るお花見コースとなっています。
また、千寿常東小学校や足立合同庁舎のさくらと合わせ、東京千住キャンパス東側にもさくらを植樹する予定です。
平成22年3月24日(水)午後4時、「足立区と東京電機大学との産公学連携に係る交流会」(本学12名、足立区16名が参加)が東京電機大学神田キャンパスで開催されました。
このたびの交流会は、平成24年東京千住キャンパス開設に向けて一昨年の9月から始めた足立区との産学公連携活動の一環として、足立区マッチングクリエーターと本学産官学交流センター所属の産学連携コーディネーターとの情報交換が主となり開催された交流会となります。
足立区マッチングクリエーターは中小企業診断士や他公的機関における相談業務、経営コンサルタントなどで構成されており、主に区内の中小企業を訪問する相談員となります。
今回、本学シーズと企業ニーズの橋渡しを主業務とする産学連携アドバイザーとの情報交換を行うことにより、本学と足立区産業界の相互理解を更に深め、産学公連携交流を推進していくことを目的に開催されました。
交流会では自己紹介や名刺交換などを行った後、より大学の現場を知って頂くよう、塑性加工研究室(阿髙松男工学部機械工学科教授)、振動制御研究室(藤田聡工学部機械工学科教授)、知的生産システム研究室(松村隆工学部機械工学科教授)の3研究室の見学会を行いました。見学会終了後の懇親会では、足立区産業界の現状や、今後本学との有効的な連携をいかに進めていくかなど意見交換が活発に行われました。今回の交流会で足立区の方々からは「大学は敷居が高いと思っていたが、研究室の教員や学生に触れてみると東京電機大学は大変身近に感じる大学であった。」「これまで東京電機大学と接してきて、大変丁寧な対応をしてくださり、そのような大学は他にない。」「足立区企業の方々からは、企業訪問などを行って頂き、東京電機大学に対して感謝の声が多く寄せられている」等の感想を頂くことが出来ました。
今回の交流会を機に、本学産学連携アドバイザーと足立区マッチングクリエーターが強力なタッグを組むことにより本学と足立区の相互発展を更に目指していきます。
【編集後記】
○ 4月になり、電車の中で新社会人や新入生をよく見かけます。先日、東京に来たばかりだと思われる人から東京タワーへの行き方を立て続けに聞かれました。スカイツリーに高さは抜かれましたが、東京と言えばやはり東京タワーなのでしょうか。
○ スカイツリーの近くに住んでいる知人は、自宅からスカイツリーの成長ぶりを毎日見ることができるそうです。この創設だよりでも新キャンパスが少しずつ成長していく姿を紹介していきますのでご期待ください。
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