2010.09.21
東京千住キャンパスの建設工事は、お盆休み期間中も通常通り行ない、順調に工事工程を進めています。
Ⅲ街区(W棟)では、これまでに掘削工事を終え、タワークレーン2機を設置しました。現在は、基礎工事を進めており、最下層の免震装置の設置工事を開始しています。Ⅳ街区(N棟)では、基礎工事を進め、タワークレーン1機の設置工事及び0(ゼロ)節の鉄骨工事を開始しました。
また、Ⅱ街区(S棟)では、0(ゼロ)節の鉄骨工事とともに基礎工事を行なっています。
Ⅱ・Ⅳ街区に建設しているE棟では、9月1日に厚生棟部分の1節(地上部)の鉄骨工事を開始し、いよいよ鉄骨が地上に姿を現しました。
今後も、各棟で基礎工事及び鉄骨工事を進めていく予定です。
現在の現場の様子は、以下の写真をご参照下さい。
9月11日(土),12日(日)の両日に千住本氷川神社大祭(5年に1度)が千住地区にて催され、地元からの依頼を受け、本学学生及び職員が参加しました。
地元では神酒所を設置し、9月11日(土)には神輿の巡礼が行なわれ、まち全体がお祭りムードに包まれている中、9月12日(日)に本学学生19名及び職員が大祭に参加し、地元からお借りした半纏を身にまとい、千住のまちを練り歩きました。
参加した学生は、千住独特の情緒溢れる下町の雰囲気を味わい、充実した1日となったようです。
当日の様子は、以下の写真をご参照下さい。(参加学生の皆さん、大変お疲れさまでした!)
平成22年7月6日(火)午後4時から第1回、8月3日(火)午後2時から第2回と、本学と足立区行政共催により、足立区企業の皆さんを本学東京神田キャンパスにお招きし、産学連携交流の一環として「東京電機大学研究室見学会」を開催いたしました。
第1回は「FC足立」(Free Company=自由なつながり、自由な仲間。区内産業主たちの業種を越えた集合体で、地場産業からブランド事業を通じて足立区を盛り上げるチームとして、足立区産業界発展を促進する牽引している団体)、第2回は足立区異業種交流会を対象とした見学会となりました。
両会共に冒頭、阿髙松男産官学交流センター長から、このたびの研究室見学会の開催に際して、ご来校頂いたことへの謝辞、並びに今後、本学と足立区産業界との産学連携発展に向けて、継続した協力体制を築いていきたい旨の挨拶が行われました。
続いて、同じく産官学交流センターから、本学における産業界との産学連携活動に関する体制や制度等について「産官学交流センターパンフレット」及び「教員の研究概要」に基づき説明が行われました。
見学会では、第1回に工学部機械工学科の「塑性加工研究室」(阿髙松男教授)、「材料工学研究室」(大沢基明教授)、「振動制御研究室」(藤田聡教授)、「知的生産システム研究室」(松村隆教授)の全4研究室、第2回に未来科学部の研究室のうち、アネックスに所在する建築学科、情報メディア学科、ロボット・メカトロニクス学科の全3学科を見学いたしました。
見学会終了後に行われました「第1回見学会交流会」には、大沢基明教授、松村隆教授にもご参加頂き、会場各所で名刺交換や、技術相談等が活発に行われ、大変盛大な交流会となりました。
参加企業からは「各研究室の先生、学生さんが親切丁寧に説明をしてくださり、直接自身の業種と繋がらない研究もあったが、企業人としての視野を広げるには大変良い機会となった。」「是非東京電機大学と共同研究を行いたい。」「神田キャンパスを初めて拝見し、この施設が足立区へ移転してくるということは大変すごいことであることを改めて実感した。」等のお声を沢山頂戴することが出来、また、産官学交流センターへも参加企業のうち多くの方から、共同研究など次のステップへ進みたいとのことから、技術相談等に対する企業訪問等の依頼を多く頂くことが出来ました。
全体を通して、これまで一昨年の9月から開始しました、産官学交流センターと足立区及び足立区産業界の産学公連携交流が人間関係も含めて着実に進んでいることを実感出来る会となりました。
平成22年9月1日(水)、本学、足立区産業経済部並びに(株)都市計画同人(足立区内全大学と足立区の産学連携活動を計画的に実施することを目的に足立区から委託を受け、活動しているコーディネート企業)の三者で区内3箇所の町工場の見学を実施しました。足立区内の町工場への見学会の開催は、区や区内企業との産学公連携活動の一環として、昨年に引き続き2回目の実施となります。
本学からは、教員2名、技術職員1名、学生・研究員10名、産学連携コーディネータ1名、事務職員1名の計15名が参加しました。
当日は、北千住駅からマイクロバスに乗車し、㈱ノボリ(金属線材加工)、沼田光器(サファイアガラス研磨)、(株)フクムラ(板金加工)の3つの工場を見学しました。
見学した学生からは、「大きな工場を見学する機会はあるが、大きな工場の見学する場合、大体見学ルートが決まっており、工作機械に近づくことも難しい。より近くで実際の作業を見ることが出来てよかった。」「将来就職した後、町工場に部品などを受注する側になるので、現場を見ることが出来てよかった。」「また、こういう機会があればぜひ参加したい。」等の感想がありました。
今後とも、本学と足立区や足立区内企業等の相互理解のための交流を図ることにより、信頼関係の醸成へと結びつけていきたいと考えております。
【編集後記】
○ 編集担当の佐々木です。建設工事が順調に進み、いよいよ鉄骨が地上に姿を現しました。これからは、新しいキャンパスが少しずつ伸びていく姿が紹介できると思います。
○ 自宅から新キャンパスまでの所要時間がどのくらいになるか、計算をしてみましたか?北千住までは西日暮里から千代田線で5分、上野から日比谷線で9分と山手線へのアクセスも便利。そして駅から徒歩1分!私の場合は、駅から歩く時間も考えると、東京神田キャンパスへ行くのとほとんど変わらない結果となりました。
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