2019.03.01
第1回 電大動画グランプリにて、建築学専攻 柳沼啓斗さんがシルバーメダルを受賞しました。
柳沼さんは、東京ドームなどの建築構造の一つ「膜構造」の研究をしており、膜構造が布に近いことから今回の動画を制作しました。
動画制作において工夫した点は、建築構造の構造解析法の一種である「有限要素法」を用い、布の分割数が多ければ多いほど布に近くやわらかいものに、少なければ少ないほど布から離れて固いものになるという特性を活かして、1つの動画にしたとのこと。また、子供が絵本をみるように、難しいことがわからなくても記憶に残るよう「エジソン」というゆるキャラを用いました。
電大動画グランプリは、学生参加型の動画コンテストで、社会全体のみなさまに"何かを作り上げて達成感を得る「工学の魅力」"を知っていただくことを目的としています。
ものづくりにおいて重要な視点である「壊れる or/and 壊れない」をテーマに、全学生を対象に動画(30秒以内)を募集。応募があった全24作品の中から4作品が入賞し、1月12日に表彰式を行ないました。
※写真は、受賞者と審査員の先生方
この度、電大動画グランプリにおいてシルバーメダルに選ばれ、大変光栄に思っております。
本グランプリは学内全体での開催であったため、普段学内で見ることができない他学科の作品や、作品の見せ方を見ることができ、とても良い機会を得られました。
本作品や他作品を通して、中高生の方が工学に少しでも興味を持っていただければ幸いです。