情報環境学研究科の渡邉さんが「情報処理学会 第81回全国大会」の大会優秀賞を受賞

2019.07.05

6月3日、情報環境学専攻の渡邉優さんが情報処理学会 第81回全国大会 大会優秀賞を受賞しました。
情報処理学会では、全国大会での優れた発表者のうち全国大会の座長および一般聴講者からの投票を元に、大会優秀賞を授与しています。

受賞名
情報処理学会 第81回全国大会
大会優秀賞
受賞者
情報環境学研究科 情報環境学専攻(修士1年)
渡邉 優 さん
受賞発表名
pix2pixを用いたデジタルイラスト制作におけるレイヤ分け作業の自動化
受賞日
令和元年6月3日
所属研究室
マルチメディアコンピューティング研究室阿倍博信 教授

受賞者のコメント

この度は、情報処理学会第81回全国大会にて学生奨励賞に続き、大会優秀賞を頂き、非常に光栄に思います。
私が行っている研究は、デジタルでイラストを描くときの色分け作業(パーツごとにレイヤーを分ける作業)を機械学習を用いて自動化するというものです。今回、大会優秀賞に選出されたということで、近年のAIを用いたコンテンツ制作支援について、関心が高まってきていると感じました。創作活動における単純作業をAIを用いて自動化する流れがさらに広がり、実際の作業時間が少しでも減ることで、クリエイターの方々がたくさんの作品を制作できるようになれば良いなと思います。
今後は、実用化に向けてより一層、研究に打ち込みたいと思います。