2019.08.30
7月31日に山梨県甲州市役所にて、建築学専攻の学生20名による「甲州市のまちデザインプロジェクト2019」の発表会が行われました。
このプロジェクトは、修士1年生の課題として甲州市のまちづくりを取り上げ、塩山駅前の再生をテーマにリサーチおよびデザイン提案をまとめたものです。地元の方々、行政関係者の方々へプレゼンテーションの後、同市役所にて8月6日まで模型展示が行われました。
東京電機大学大学院の未来科学研究科建築学専攻は甲州市を舞台として、『まち』のデザインを提案します。
甲州市には豊富な果樹やワイナリー、歴史的な遺構や集落、山々の美しい風景、東京からのアクセスの良い立地条件な
ど、様々な魅力のある『まち』です。一方で甲州市は人口減少が顕著であり、空き屋・空き店舗が多いという問題も抱
えた『まち』です。
私達はこの甲州市の『まち』を、未来に向けてデザインすることを提案します。2019年度は塩山駅周辺を舞台として
「塩むすびひろば」や「中央通り商店街」、「塩山温泉郷」までを対象としています。もちろんこれらは、実現するは
ずのない夢物語かもしれません。もしかしたらあなたの大切な建物を、壊してしまっているかもしれません(ごめんな
さい)。しかし私達が提案するデザインプロジェクトが、甲州市の未来を語り合うきっかけになり、新しい甲州市への
第一歩となることを願っています。