ロボット・メカトロニクス学専攻の野城さんがヨッテク・デザイン大賞を受賞

2019.09.18

7月26日・27日にパシフィコ横浜で行われた、ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド(愛称:ヨッテク)のユニバーシティ・ミニ・フォーラムにて、ロボット・メカトロニクス学専攻の野城圭佑さんがヨッテク・デザイン大賞を受賞しました。
ヨッテクは社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業部が主催するリハビリテーション・福祉の総合イベントで、リハビリテーションや福祉、介護に関わるさまざまな最新情報・ノウハウを、見る・さわる・遊ぶ・考えることを通して広く発信しています。

受賞名
ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2019
ヨッテク・デザイン大賞
受賞者
未来科学研究科 ロボット・メカトロニクス学専攻
野城圭佑さん(修士1年)
作品名・内容
「視覚障害を持つ幼児のためのたのしいさわれる絵本」

視覚障害(弱視やロービジョンなど)のある就学前の幼児が楽しくおはなしを聞いて、動物を学べる絵本を制作しました。2.5Dプリンターで印刷したイラストは輪郭に凹凸があるため触って楽しむことができます。また、内蔵しているスピーカーはボタンを押すことでおはなしを音声でも聞くことができます。触覚と聴覚で認識でき、晴眼者とも一緒に楽しめる製品となっています。
所属研究室
信号処理とモデリング研究室(花﨑泉 教授)
受賞日
令和元年7月10日

受賞者のコメント

この度は、ヨッテク・デザイン大賞を頂いたことを大変光栄に思います。協力いただいた他大学の方、ご支援いただいた全ての方に感謝いたします。特に、工学・医療福祉・デザインのそれぞれの専門分野の学生が集まって、障害を持つ当事者からのニーズを直接聞き、新しい、実際に使える福祉機器を作り出すプロジェクト「NIF」について紹介いただいた井上 淳助教に心から御礼申し上げます。NIFでは、学問分野でも言葉の面でも異文化交流となったため、コミュニケーションをとることが難しかったですが、今回このような賞を受賞できたことを大変うれしく思います。今回の受賞を励みに、今後も精進していきたいと思います。