情報通信工学科の山口さんがWP Spell Checkの脆弱性を発見

2019.12.02

情報通信工学科の山口拓哉さんは、WordPress 用プラグインWP Spell Checkのクロスサイトリクエストフォージェリ脆弱性を発見しました。この脆弱性は情報処理推進機構(IPA)に報告され、CVE番号、JVN番号とともに発表されました。

また、この脆弱性の発見は、国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト「ScanNetSecurity」に掲載され、ニュースサイトで紹介されています。

発見者
工学部 情報通信工学科 山口拓哉さん(4年)
所属研究室
暗号方式・暗号プロトコル研究室(齊藤泰一教授)
脆弱性番号
CVE-2019-6027, JVN#26838191
脆弱性対策情報データベース
JVN
JVN iPedia
CVE
参考
【ScanNetSecurity】
WordPress用プラグイン「WP Spell Check」に脆弱性(JVN)


同記事【Yahoo!ニュース】

*脆弱性とは
コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥。オペレーティングシステムやアプリケーションソフトのバグ、開発者が予期しなかった利用方法などにより、悪意のある第三者によってコンピューターウイルスに感染させられたり、不正アクセスの被害にあったりするおそれがあること。

*脆弱性番号とは
脆弱性を発見し報告すると脆弱性番号(CVE番号、JVN番号)が割り振られ、その脆弱性が修正されると発見者名とともに公表されます。脆弱性番号は半永久的に残る発見者の業績になります。