2020.03.06
第2回電大動画グランプリでは、先日発表した4作品が入賞しました。
各賞の受賞者をご紹介します。
電大動画グランプリは、学生参加型の動画コンテストで、社会全体のみなさまに"何かを作り上げて達成感を得る「工学の魅力」"を知っていただくことを目的としています。
ものづくりにおいて重要な視点である「揺れる」をテーマに、全学生を対象に動画(30秒以内)を募集。応募があった全24作品の中から4作品が入賞しました。
※写真は、受賞者と審査員の先生方
■ゴールドメダル
チーム名:エモ重工(理工学部 電子・機械工学系 江守秀斗さん)
今年の春休みに大学で学んだことを発展させ、原動機付自転車を設計、開発してみました。
自転車をベースに50ccエンジンを搭載し、国の保安基準を満たすように灯火類の装備、ナンバー登録もしてあります。
ペダルでもエンジンでも走る、軽くてパワーのあるとても楽しい乗り物になりました。
この動画をきっかけに自分もやってみたい!と工学に興味を持ってもらえたらと思います。
■シルバーメダル
チーム名:建築学科生じゃないよ!(未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 廣惠大輔さん)
シルバーメダルを受賞できて大変嬉しく思います。「揺れる」体験の中で身近なものの一つは地震であり、地震と建物の共振を、あえて建築学科生ではない学生の観点から解説した動画を作れば面白いのではないかと考え動画を制作しました。
動画は解説形式にし、難しい単語は省きました。専門的な知識がない方にも楽しんで頂けたら嬉しいです。
私自身はロボット・メカトロニクス学科生ですが、そこで学んだ知識は自ら製作した地震発生装置に生かしました。
■ブロンズメダル
チーム名:FUJIKO(代表:未来科学部 情報メディア学科 宮口聡良さん)
この度は賞を頂き、大変嬉しく思います。
我々の動画は電大の機械への高い親和性を生かし、自然への親和性を表現しています。自然への興味がない人も見てもらえるように賛否はありますがEDMを使用しました。
「ヒグラシの鳴き声が3つの音に分かれている」という事実は私達が既知だったものではなく、動画作成中に偶然発見したものです。
まさに科学やものづくりの楽しさを感じました。このような機会や出会いに感謝します。
■ベストパフォーマンス
チーム名:Mechanical to information in cylindrical container(代表:工学研究科 機械工学専攻 中塚勇貴さん)
今回、「揺れる」というテーマで、たまたま今行っている研究が振動を対象としていたので応募したのがきっかけです。
また、この動画は、研究が始まって以来、初めて流れ場を可視化することができ、教授も見たことがなかったほどの成果だったので、動画にして皆様に見てもらいたいという思いで作成しました。
そして、運よく、このような賞を受賞でき、誠にうれしく思います。