2022.10.24
情報学専攻の吹金原榛耶さんが開発したアプリ unibus が『2022年度 グッドデザイン賞』を受賞しました。
グッドデザイン賞は1957年から国内外の企業・団体が参加する世界的なデザイン賞です。
スクールバスで通学する大学生にとって、バス時刻表は登下校のタイミングで毎回確認する情報です。しかし、時刻表のレイアウトは紙やバス停に貼り付けられているものと変わらないものが多く、スマートフォンのような小さな画面での確認は難しい。またデジタルネイティブの大学生にとって大きなストレスとなっています。
そこで unibus はユーザー視点でゼロからバス時刻表アプリをつくることとしました。現場での調査、インタビュー、プロトタイプでの通学を行い、潜在ニーズを把握してUX・UI設計を行いました。これらの地道な努力が、本受賞につながったと思っています。
バス通学が億劫になることなく、勉強・スポーツ・趣味に没頭し、大学帰りにバスでちょっと遠いお店で友人とご飯を食べて「また明日!」と別れる。unibus は、そんなキャンパスライフと地域とのコミュニケーションをつくるバス時刻表を目指しています。
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/
unibus は、スクールバスで通学する大学生のためのバス時刻表アプリです。時刻表のUI・UXをゼロから見直し、デザインをスマートフォンに最適化しました。 またキャンパス地域にあるお店と学生をバスという "徒歩より広く、電車より狭い移動手段” でつなぐことで、ここでしか得られないユニークなキャンパスライフを提供します。