2022.12.05
機械工学専攻と機械工学科の学生4名が「機械加工職種マシニングセンタ」3級技能検定に合格し、11月下旬に合格証が届きました。
技能検定は、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工をはじめ、全部で130職種の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
小出さん
安全なものづくりをしたいと考え、3級機械加工(マシニングセンタ作業)を受検しました。
マシニングセンタは旋盤・のこ盤のように直感的に操作できる機械ではなく、指示したプログラムによって動作します。そのため、操作者の指示が間違うと機械は素直に間違ったプログラムの動きをします。
私は間違ってはいけないと萎縮してしまい最初は全く操作ができない状態でした。
それでも、指導して頂いた先生方からマシニングセンタの作法をはじめ、間違っていたとしても安全に動かす方法、間違っていないか確認する方法を学んだことで、今回の合格という結果を残せたと思います。
ここで終わらず、得た知識を活かして今以上に精進致します。
畠山さん
加工系の学生として、技能向上のために3級マシニングセンタ作業を受検しました。
機械語であるGコードなど新しく知る必要知識を覚えるのには苦労しましたが、先生方のご指導のおかげで無事合格することができました。本当にありがとうございました。
江澤さん
今回のマシニングセンタは学生職員としての業務で担当しているNCフライスについての理解を深めるために受検しました。
十分な安全指導のもと実機を多く触ることができ、職員として学生に教えられることも増えて有意義な経験となりました。
資格取得を支えてくださった先生方に心より感謝申し上げます。
兼子さん
私が今回の技能検定を受検したのは、機械工学科の学生としてより多くの工作機械に触れるべきだと考えたためです。受検に際し、技能だけでなく知識も身に付けることができたので、得るものは非常に大きかったです。今後も機械科の学生として恥ずかしくないような確かな技能を身に付けるため、勉学に励みたいと思います。