2023.03.24
3月4日にオンラインで開催された「第28回 電子情報通信学会 東京支部学生会 研究発表会」にて、情報システム工学専攻の河西さんが東京支部学生奨励賞を受賞しました。
IoTの需要の増大と移動通信システムの発展により、これらの技術を組み合わせた「自動運転・運転支援」の開発が始まっています。私は自動運転の一要素であるのC-V2X(Cellular-Vehicle to Everything)の実現に向け、C-V2Xに適する「データ改ざんや送信否認をされないリアルタイムかつ低計算量を実現する同報(ブロードキャスト)認証」の提案に取り組みました。
この度の電子情報学会の学生会が、事実上の修士研究の最後の発表となりました。発表では、昨年の国際会議の提案を基にシミュレーションを実装し、有効性を確認できたことを報告しました。その結果、本学生会にて学生奨励賞なる、名誉ある賞をいただくことができました。二年間の集大成である自分の研究と成果が評価され、大変うれしく思います。
修士の二年間でこのような大きな成果を生み出せたのはひとえに、積極的に議論をしていただきました指導教員の小川猛志教授、様々な相談に乗っていただいた学友の皆様、研究室のメンバー、研究に集中できるよう支援してくれた家族のおかげです。
社会人となっても、東京電機大学及び大学院で培った経験を生かして、情報化社会の発展に貢献して行きたいと思います。