2022.05.20
工学部 機械工学科 環境・燃焼工学研究室(山田裕之教授)の公開ゼミとして、大気環境学会 都市大気エアロゾル分科会 および モビリティ環境分科会 合同講演会「PM2.5の現状と新たな自動車排出ガス規制」を開催します。
微小粒子状物質(PM2.5)は2009年9月に環境基準が告示されて以来、大気中の濃度や動態、発生源などについて研究が進んできた物質です。自動車はPM2.5の発生源の一つですが、排出ガス規制の強化に伴い発生源としての寄与は小さくなっています。大気中PM2.5の濃度も低くなり、近年の環境基準達成率は90%を超えるようになりました。しかし、2021年に世界保健機関が示した新たなガイドラインの値と比較するとまだ十分安全なレベルとは言えない状況です。
本講演会は、大気環境のさらなる改善のためにPM2.5の発生源やこれからの自動車排出ガス対策、自動車からの排出実態について知見を得ることを目的としました。ご参加くださる皆さまのご研究に有益な機会となることを願っています。
※ ご参加をご希望の方は上記の登録フォームにアクセスしてお名前などをご入力ください。
※ Zoomのアクセス先と当日の資料は6月16日頃を目途にご参加者にメールでお知らせいたします。
お問い合せ先:(合同講演会事務局) yokotaka1118@gmail.com