第10回 生命科学研究セミナー「10年先の食品製造技術」

講義内容

食は最も保守的な分野であり、天然に存在する動物や植物をそのまま、もしくは粉砕して成分ごとに生成し、再度混合して食品を作ることが現在でも基本です。一方、材料を自在に空間配置する技術として 3D プリンタが、金属加工や建築など各分野で急速に革命が進んでおり、これらの技術を食品へ導入することで、全く新しい食品機能、食感を可能とする製造法になると期待されています。世界人口が 80 億人から、今後 100 億人時代にむけて、環境負荷を低減する代替食品の製造が急務となっています。これらの基盤技術の開発は単独の企業だけでなく大学での取り組みが重要です。
今回はどのような分野における学びや技術開発が、食の未来をどのように切り開くか、紹介します。

申込み

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