令和2年度の学生生徒等納付金の減免等を実施~新型コロナウイルス感染症に係る対応として~

2020.04.28

NEWS RELEASE
報道関係各位

2020年4月28日

学校法人東京電機大学の設置各校の学生・生徒を支援
令和2年度の学生生徒等納付金の減免等を実施

新型コロナウイルス感染症に係る対応として

学校法人東京電機大学

学校法人東京電機大学(理事長 石塚昌昭)は、新型コロナウイルス感染症に係る対応として、当法人が設置する東京電機大学・大学院(本部:東京都足立区、学長 射場本忠彦)、東京電機大学高等学校及び東京電機大学中学校(東京都小金井市、校長 大久保 靖)において、令和2年度の「学生生徒等納付金」の減免等を実施し、学生・生徒を支援します。

<学校法人東京電機大学 設置各校における学生・生徒を対象とした支援の概要>

1.学納金の一部免除
新型コロナウイルス感染症に係る影響に鑑み、学費負担者の負担軽減を図るため、設置各校の全学生・生徒を対象として令和2年度の「学生生徒等納付金」の一部を減免する。(総額6億円規模)
(1)対象 東京電機大学、東京電機大学大学院、東京電機大学高等学校、東京電機大学中学校
(2)内容 以下の学生生徒等納付金(入学金を除く)について、9~10%程度(※)を減免
① 大学及び大学院:令和2年度前期の学生生徒等納付金
② 高等学校及び中学校:令和2年度第1学期の学生生徒等納付金
※減免率は学校、学部、研究科等により異なります。

2.家計が急変した学生等への支援等
新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した学生等への支援を積極的に行う。
(1)学内独自奨学金(給付型)の給付条件緩和、給付規模(人数)増
(2)学校法人東京電機大学サポート募金の積極的な募集活動による奨学金の充実 等

3.減免等実施の背景
当法人の災害対策本部では、大学・大学院の新入生、在学生に対し、災害時の安否確認の仕組みを用いて新型コロナウイルス感染症の影響調査アンケートを実施(対象者数9,965名、回答率94.2%)。「新型コロナウイルスの関係で問題が発生していますか?」という設問に対しては、「アルバイト」に関する回答が42%を占めたほか、「学費」「生活費」「収入」「お金」についてのコメントも多数あり、学生が同感染症の影響下で学業を進めるにあたり、経済面での不安を抱えていることが明らかとなった。今後、学費負担者である保証人等の大幅な収入減少等も予想される。
一方、本学高等学校では約半数の生徒が国の就学支援金を受給しており、同感染症の影響も考慮すると、本学中学校の生徒も含めて、一定数のご家庭で経済的支援が必要となることが想定される。
こうした背景を踏まえ、設置各校の学生・生徒が安心して学業を続けられるよう検討を行い、学内の理解を得ながら、ひとつの支援策として、学生生徒等納付金の一部を全学生・生徒を対象として減免することとした。
また併せて、学内独自奨学金(給付型)の給付条件の緩和や奨学金の充実等により、学生・生徒への積極的な支援を予定している。

以上

<取材に関するお問い合わせ先>
学校法人東京電機大学 総務部(企画広報担当) 担当 本田・多田・石井
TEL:03-5284-5125/FAX 03-5284-5180  e-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp
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