東京千住キャンパス(2012年開設)の第2期計画である5号館が2017年4月に開設しました。
5号館は、地上12階地下1階建てで、大学院フリーアドレス研究室、新学部の研究室など、大学院・学部充実が図られました。その中でも、学園の建学の精神である「実学尊重」を具体化する施設として、3層吹き抜け延べ約820㎡の「ものづくりセンター」を設置しました。
センター内には7つのエリアを設け、金属3Dプリンタや5軸マシニングセンタなどの先端加工機械、各分野の技術修得に必要な各種機械・測定器等を配備。さらに、本学名誉博士の古川利彦氏が創業し、放電加工機メーカーの先駆的存在である株式会社ソディックのスペースを設けました。将来、日本の産業界で「ものづくり」に携わることを目指す学生たちが、在学中に先端技術に触れ、実践的に必須技術を習得することが可能です。
さらに、地域の賑わいに貢献する学外経営の業務施設として、スポーツクラブ「ルネサンス」、幼児から就学児童までの学習支援施設「キッズ大陸(あだち北千住園)」が入居しました。
建物の設計は第1期計画と同様、世界的に著名な本学名誉博士の槇文彦先生によるもので、建物の外観や設備は、人と環境にやさしく災害に強い安全・安心で省エネルギーの建物を目指しています。
計画概要