工学部 情報通信工学科 私の4年間のステップ(1) 学科オリジナルサイト

高校の数学の先生から、電大は企業からの信頼が厚く就職に強いという話を聞き、大きな魅力を感じました。オープンキャンパスでは充実した実験設備やきれいな校舎に感動し、入学を希望しました。

人生初のプログラミングでは自分で試行錯誤する重要性を知った

「コンピュータプログラミングⅠ・Ⅱ」で、初めてプログラミングを学びました。講義では基礎知識から学ぶことができ、不明点を解消するための補講も受けられます。そのおかげで、苦手意識を抱かずに取り組めました。プログラミングは試行錯誤が大切です。特に学び始めは、サンプルコードを模倣したり、プログラムを少しずつ改変したりしてなじみました。

Arduino(アルデュイーノ)というマイコンを使ってプログラミングを学ぶ。Arduino(アルデュイーノ)というマイコンを使ってプログラミングを学ぶ。

実験室で実験に集中するために予習と準備が大切

「情報通信基礎実験」の電子回路を用いた実験では、レポートの書き方や、実験の進め方、測定機器の取り扱い方が身につきました。後々のデータ整理を見据えて測定する、実験前にレポートのひな形をつくる、本番をイメージしながら予習するなど、入念な準備のもとで実験に臨みました。また、パソコンの組み立てやWebサイト制作の知識も得ました。

電子回路を使った実験の結果をまとめたレポート。電子回路を使った実験の結果をまとめたレポート。

紆余曲折を経て完成した時の達成感は忘れられない

2年次までの学びを通して、プログラミングに強い興味を抱き、Java FXを使った「オブジェクト指向プログラミング」を履修。段階的に複雑になる課題に対し、新たな知識を身につけたり、さまざまなアプローチを試したりと、試行錯誤の末に作品を完成させた時の達成感は忘れられません。

授業で製作した「金の斧」プログラムのコンセプトマップ(概念図)。授業で製作した「金の斧」プログラムのコンセプトマップ(概念図)。

さまざまなアイデアをまとめて「スマホケースロボット」を製作

世の中にないものの企画・製作を学生主体で行う「情報通信プロジェクト」の授業で、マイコンを使ったデバイスをグループで製作。現在は、超音波センサーを使って人から逃げ回る「スマホケースロボット」を製作中。真剣ながらも楽しい雰囲気の中で、作品づくりに励む日々です。

4人のグループで製作している逃げ回るスマホケースのロボット。4人のグループで製作している逃げ回るスマホケースのロボット。

富士電機株式会社

3年次の夏休みに5日間のインターンシップに参加し、エレベーターの模型を動かす課題などに取り組みました。大企業で安定性があることはもちろん、課題そのものが面白く、社内の雰囲気にも魅力を感じて志望しました。入社後は、揺れを最小限に抑えたクレーンの昇降機の制御など、組み込み系の技術を使ったシステムをつくる部署に配属される予定です。

愛用のクロスバイクでサイクリング

就職活動の時などは、気分転換のためにサイクリングによく出かけました。背の高い草に囲まれた、車からは見えない川沿いの自転車道を走って、景色のよい湖沼を訪れるのが好きです。

愛用のクロスバイクでサイクリング

愛用のクロスバイクでサイクリング

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