昼間はアルバイトや企業で働いていても、夜間にしっかりと学習できます。授業は平日の6時限・7時限(18:10ー21:20)を中心に配置されています。土曜日にも科目を履修して4年間で卒業できます。
授業時間は平日16:30ー21:20、土曜日10:40ー19:40です。
平日5時限:16:30~18:00
平日6時限:18:10~19:40
平日7時限:19:50~21:20
土曜2時限:10:40~12:10
土曜3時限:13:10~14:40
土曜4時限:14:50~16:20
土曜5時限:16:30~18:00
土曜6時限:18:10~19:40
工学部を中心に、システムデザイン工学部・未来科学部の教授陣も授業を担当します。主要科目を含め基礎から応用まで多数の科目から選択履修でき、工学部とほぼ同じ内容を学べます。要件を満たせば、他学科の科目や昼間開講の他学部の科目も履修可能です。
学費は履修申告した単位数に応じた額となります。工学部(昼間部)のおおよそ5割~6割で、ほぼ同じ内容を学ぶことが可能です。学費は履修した単位数により変動します。
転学部試験を受験する場合は、それぞれの学部・学科・学系で定められている出願資格(所定の科目・単位数の修得など)を満たす必要があります。試験の内容は基本的に学業成績・筆記試験(英語・数学)と個別面接ですが、実施学部により異なります。また、システムデザイン工学部、未来科学部、工学部への転学部を希望する際は、特に優秀な学業成績を収めていると推薦で転学部試験を受けられる場合があります。推薦された場合は、筆記試験は免除され、個別面接のみで受験することができます。詳細については、入学後に配布される「学生要覧」を参照してください。
「働きながら学びたい人」を応援するため、企業などに勤務する社会人を対象に設置しています。この社会人課程は、社会人経験を有する学生の特長を生かし、さらなるスキル・キャリアアップを図る教育課程です。主に企業出身の教員による実践知重点科目を学び、ものづくりの現場で適切な判断をくだせる能力を磨きます。
夜間部からスタートした本学は、より専門的な知識を身につけたいという意欲あふれる人々へのサポートを大切にしています。「学生職員制度」はこのような精神のもと、生まれました。「経済的な事情で大学への進学が困難」、「高校卒業後は働きたいが、大学で学びたい気持ちがある」。そのような向学心と意欲のある高校新卒者の方々へ門戸を開いています。「総合型選抜(はたらく学生)」は、この学生職員制度での採用・就業を前提とする職業付き入学者選抜です。入学後、学生職員の就業時間は原則として月曜日~土曜日の10時~17時。大学内なので通勤の苦労はなく授業開始までの時間を有効に使えます。業務は各学部・学科の実験準備・管理、事務作業の補助などです。これらの業務に付随する実習補助や部品加工、機械整備などの仕事を通して知識や技術が身につき、授業にも役立てることができます。就職に関しても、働きながら学ぶ学生職員は各企業から高い評価を受けています。
入学検定料無料!
経済的な事情等で大学への進学に不安を抱え、以下の出願資格を満たす者が対象となります。
・本学工学部第二部が第1志望であり、勉学と就労を両立させる意欲のある者
・高等学校(中等教育学校)を2024年3月に卒業見込の者
・学校教諭から本学入学および就職に関する推薦を受けられる者
( 詳細は2024年度入学者選抜要項をご確認ください )
経済的な理由から大学に進学するか悩んでいた時に、合格すれば大学で働きながら勉強ができる「総合型選抜(はたらく学生)」を知り受験をする決意をしました。昔から環境保全に興味があったことから、風力発電などのグリーンエネルギーについて学びたいと思い、電気電子工学科へ入学しました。現在は学内の「ものづくりセンター」で学生の受付や3Dプリンタのメンテナンス作業などを担当しています。機械の操作に慣れるので、授業で行われる実験・実習にも役立てることができます。このように学問に直結した仕事を行える点も、学生職員の魅力だと思っています。最初は学問と仕事の両立に不安がありましたが、今では隙間時間に予習と復習を行うなど、時間を有効活用して充実した学生生活を送っています。「環境に優しい発電関係の仕事をする」という将来の目標のために学科での授業と仕事で得られる知識や技術を貪欲に学んでいきたいと思います。
本学大学院修士課程に推薦で進学できる制度があり、毎年、各学科から数名の学生が推薦入学しています。
一般入試を受験して進学する学生もいます。
高校時代に建設機械に興味を持ち、将来は建機メーカーに就職したいと考えていました。夜間部で機械工学科のある大学を探していたところ、電大の存在を知りました。昼間はアルバイトに励んでいますが、毎日5時間ほど研究室で過ごしており、仕事と学業を両立できていると実感します。現在はメカトロニクス研究室で、空気圧を用いた跳躍用ロボットの研究を行っています。開発職に就けるように、研究の進め方を学び、数多くの発表経験を積むべく、大学院進学を希望しました。大学院では、TA※として働きながら、学問と真摯に向き合います。研究を進めていく中で、うまくいかなかった時に原因を突き止めて解決する力や、新しく方針を立てる力などを身につけ、将来の仕事に役立てたいと考えています。
※TA…ティーチングアシスタント(大学院生)
電大卒業後に川口市役所に入職し、8年目になります。市民のインフラを整えるという大切な業務を担うとともに、工学の知識や技術を活用し、事故を未然に防ぐための工夫や一緒に働く仲間が過ごしやすいような環境の整備にも心を砕いてきました。例えば、金属ごみの手選作業にカメラやセンサーを取り付けて禁忌品を分別しやすくする提案や市内の老朽化した施設での耐震工事における照明(設備)などの移設を行いました。電大時代に培った幅広い工学の素養は、これまでの業務に大いに役立っています。電大時代の私の専門は電気・電子工学ですが、機械学習など情報工学も積極的に学び、研究活動にも注力していました。限られた時間の中でも、昼間の学生と同じように興味のある勉強に励むことができたと思います。また、ともに学んだ社会人の友人たちから仕事への想いや姿勢を聞けたことも大きな糧となりました。