中学校・高等学校の中期計画

1.達成目標

 新学習指導要領に謳われている新たな学力の定着を目的とし、生徒たちには知識・技能に加え思考力・判断力・表現力を育てるとともに、主体的に学びに向かう姿勢を育成します。
 また、これまでの中高の特色である理系教育を高大連携によってさらに推し進め、科学技術立国としての日本を支える人材の育成を目指すべく以下の達成目標を掲げます。

<1> 予測困難な社会においても生きていくことのできる、能動的かつ協働的な学習者の育成
<2> 理系的視座を高く持つ人材を育成するための、特色ある教育環境の整備・拡充
<3> 社会的評価を高め、志願者・入学者を安定的に確保することによる経営基盤の強化

上記達成目標の実現に向け、今後5年間で以下の施策に取り組みます。

2.目標達成のための施策

(1)生徒の主体的な学びを促す教育内容の充実
① 中高一貫「探究」カリキュラムの完成
② 生徒の主体性を育成するための課外活動・学校行事の推進
③ 外部機関(地域、企業、行政、他大学)との教育の連携

(2)教育効果を高めるための教員の更なる資質・意欲の向上
① 教員の指導力向上のための研修会の充実
② 若手・中堅教員を対象とした計画的な人材育成制度の確立
③ 教育現場におけるアウトソーシングの有効活用
④ 教員の意欲向上を目的とした人事評価制度の着手

(3)教科カリキュラムの充実と高大連携の推進
① 新教育課程における理系教育(数学・理科・情報)の一層の充実  
② 東京電機大学との高大連携プログラムの推進
③ 主体的な学び・協働学習の促進に向けたICTの効果的活用

(4)長期的展望に立った広報戦略の展開による安定的な財源の確保
① 入試広報担当部署の強化
② 転退学者減少のための生徒支援制度の整備
③ サポート募金の更なる拡充
④ 経常費予算の定期的な見直し
⑤ 本校に期待される進学実績の実現

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