財政については、財政健全化の基本方針である「収入の増加」、「支出の削減」の実施項目に数値目標等を設定する。また、TDU Vision2023で積み残し課題となっている人件費の最適化や施設・設備の改修・更新事業の予算規模の適正化にも継続して取り組みます。
これらの取り組みで収支改善を図り、将来に亘って持続可能な財政基盤を確立することにより、大学、中学校・高等学校における教育改革への支援並びに老朽化が進む施設及び設備等の整備・充実費(第2号基本金の組み入れ)の事業財源を安定的に確保する。そのために、以下の達成目標を掲げます。
<1> 基本金組入前の事業活動収支差額比率6%以上の達成
<2> 第2号基本金への組入額5億円を7.5億円に増額
上記達成目標の実現に向け、次の施策を講じるためにアクションプランを立て、実行します。
(1)収入の増加(5.2億円の増加)
① 学費の改定(大学院・学部・中高)
② 外部資金の受入拡充
③ 施設設備の利用料金の改定
④ その他収入の増加に繋がる施策の策定・実施
(2)支出の削減(5.6億円の減少)
① 人件費支出の最適化
② 予算規模の見直しによる経費の抑制
(3)その他収支改善に関わる事項
① 適切なファシリティマネジメントの更なる推進
② 法人システムの更新を契機とした予算編成過程の見直し
③ 収益事業における純利益増加に繋がる施策の検討
④ 千葉NTCの利活用による収入増加・支出の削減に繋がる施策の検討
⑤ 校友会の経費負担に関するルールの策定