工学部 電子システム工学科 私の4年間のステップ(1) 学科オリジナルサイト

将来は情報系の仕事がしたいと思い、電気回路とプログラミングを両方学べる大学を調べました。その条件に該当し、本格的な機器を使った実践的な実習・実験ができ、就職実績も良い電大を志望しました。

はんだ付けや機械の組み立て 初めて実践的なものづくりを経験

「ワークショップⅡ」ではFAXを製作しました。抵抗器やダイオードなどの素子のはんだ付けやギアボックスの組み立てなど、実践的なものづくりを初めて経験。小さなミスで全く動作しなくなるため、ものづくりにおける技術力や細部の確認の重要性を実感しました。当時はコロナ禍で、リモート授業が多かったためか、情報収集能力も磨かれた気がします。

FAXの製作では基盤に素子をつけるなど実践的なものづくりを初めて経験。FAXの製作では基盤に素子をつけるなど実践的なものづくりを初めて経験。

週2回の難易度の高い授業を過去問で復習しながら履修

「電気回路Ⅰ」は週に2回ある必修授業であり、難易度の高さに定評があります。抵抗・コンデンサ・コイルを用いた電気回路について、電流や電圧の値を求める計算方法と法則・定理などを学びました。各講義終了後に配布される膨大な量の過去問を用いて復習したため、難易度が上がった後半でも授業の内容を理解できました。

抵抗・コンデンサ・コイルを用いた電気回路についてまとめたレポート。抵抗・コンデンサ・コイルを用いた電気回路についてまとめたレポート。

ものづくりの楽しさと難しさ 一連の流れを学んで自信を得た

「電子システム工学実験Ⅱ」ではFPGAを用いたハードウェア記述言語の実習やレーザー光を用いた実験などを経験。スピーカーアンプの作製では、回路図の設計・計算、電子部品店での調達、基板へのはんだ付け、特性測定、品評会というものづくりの一連の流れを経験でき、自信につながりました。

電子システム工学実験Ⅰ・Ⅱの内容をまとめたノート。実験前の予習、実験中の値を記録。電子システム工学実験Ⅰ・Ⅱの内容をまとめたノート。実験前の予習、実験中の値を記録。

社会人に必須のプレゼンテーション 経験を積み、苦手意識が薄れた

論文や、卒業研究の進捗をスライドにまとめて発表する「プレゼンテーション」の授業がとても役立ちました。これまで大勢の前で話すのは苦手でしたが、自分と専攻する分野が異なる人にも重要なポイントを端的に伝える資料作成の方法や話し方を学び、苦手意識が軽減されました。

画像処理を用いて焼肉の焼け具合を判断するプログラムなどをプレゼンテーション。画像処理を用いて焼肉の焼け具合を判断するプログラムなどをプレゼンテーション。

沖電気工業株式会社

沖電気工業は、ATMや自動券売機に代表される自動化機器などを扱う企業です。私は、商品開発に携わりたいと考えています。先輩社員の話では、内部基板の電子回路設計や、モーターを動かすためのソフトウェア的なアプローチが必要とされており、またAIを活用する部門もあり、これまで学んできた知識や技術を生かすことができそうです。

eスポーツにポケモンカードのコレクション、好きなものはとことん追求

友人に勧められて始めたスマホゲームで「全国都道府県別対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA」に埼玉県代表候補として選ばれました。また昔集めていたポケモンカードへの熱が再燃し、最近再び集め始めました。カードゲームはしませんがコレクションとして保管しています。

eスポーツにポケモンカードのコレクション、好きなものはとことん追求

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