未来科学部 情報メディア学科 私の4年間のステップ(1) 学科オリジナルサイト

サイバー攻撃から国や企業を守るホワイトハッカーに憧れ、情報セキュリティ分野について学びたいと考えました。同分野で著名な教授が在職され、文部科学省の「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」にも採択された電大の学習環境に魅力を感じ、情報メディア学科に進学しました。

プログラミングを一から学び授業外でも毎日コードを書いた

情報セキュリティ分野ではITに関するさまざまな知識が必要ですが、その中でもプログラミングは重要なスキルであり、未経験だった私にとって必須課題でした。そのため「コンピュータプログラミング」授業外でも毎日コーディングしていました。最終課題として3D迷路で高評価を得ることができました。

1年次コンピュータプログラミングの授業の最終課題でつくった3D迷路。

自分たちでネットワークを構築し知見を深めた

近年のサイバー攻撃はほとんどがネットワークを介して行われます。国や企業がセキュリティを強化するためにはネットワークの知識が欠かせません。「情報ネットワーク演習」では教室内でのネットワークを実際に構築し、コンピュータ同士が通信していることを確認しました。CTFというハッキングコンテストも行い、セキュリティへの興味がさらに高まりました。

2年次教室に構築したネットワーク。

チームでのシステム開発を通してマネジメントの難しさを実感

「サーバプログラミング演習」では、4人でチームを組み、To-Doリストを共有するシステムを開発しました。プロジェクトマネージャーという役割で開発に携わる中で、作業分担やスケジュール管理の難しさに直面。苦労のかいあって成果物は高評価を得ることができ、大きな達成感に包まれました。

3年次グループでタスクを共有して達成度を高めるシステムを開発。

サイバーセキュリティを可視化する「通信可視化システム」を開発

現在は、情報セキュリティ研究室に所属。自分のパソコンがどの国、どのネットワークとつながっているのか、3次元グラフィックスやVR・AR上で確認できる「通信可視化システム」の研究開発を行っています。卒業までにスマホアプリを完成させたいです。

4年次自分のスマホのネットワーク通信をARで可視化。

LINEヤフー株式会社

100以上のサービスを運営し、膨大なセキュリティリスクと常に向き合っていることから、電大で身につけた知識・技術を存分に生かせると感じました。ヤフーとLINEの合併は、社会に新たなプラットフォームやサービスをもたらします。そのセキュリティ面に携わり、多くの人々に安全と安心を提供していきたいです。

セキュリティ・キャンプ全国大会に参加

東京都府中市にて4泊5日で行われた「セキュリティ・キャンプ全国大会2023」に参加しました。中学生から大学生まで約80人が集い、セキュリティの第一線で活躍する技術者の方の講義を受講。参加者のレベルの高さに、大いに刺激を受けました。

セキュリティ・キャンプ全国大会に参加

セキュリティ・キャンプ全国大会に参加

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