未来科学部 情報メディア学科 私の4年間のステップ(4) 学科オリジナルサイト

プログラミングとCGを両軸にできる職業に就きたいと考えている中で、情報工学に加え、画像や音声、映像も学び深めることができる本学科に興味を抱き、入学を決めました。

プログラミングの難しさを実感し、さらに意欲が湧いた

「コンピュータプログラミングⅡ」では、Processing(プロセッシング)と呼ばれる言語を用いてプログラミングの基礎を学び、最後にその成果を生かしてゲームをつくり、発表を行いました。高校時代にプログラミングを学んでいた経験も生かして戦略ゲームを作成しましたが、当初イメージしたプログラミングが複雑だったため、苦戦しました。プログラミングの難しさを感じると同時に、次なる技術の習得に向けてさらに意欲が湧きました。

1年次苦労を重ねながら作成した戦略ゲームのプログラミング画面。

グラフィカルな表現の中に見つけた、自分の適性

「画像処理および演習」は、OpenCVと呼ばれるライブラリを用いて、プログラミングをしながら画像処理を学ぶ授業です。ブレやノイズ除去、輪郭抽出などの基本機能や、映像から顔を検出する作業まで幅広く学びました。画像処理を組み合わせて特定の結果を得るプログラムを求められる課題に取り組みながら、結果をグラフィカルに示すことができる表現が好きだと気づき、自分のCG分野への適性に気づくことができました。
※Open Source Computer Vision Library
 (画像や動画を処理するための機能が実装されているオープンソースのライブラリ)

2年次OpenCVの「輪郭抽出」機能。輪郭部分を白く強調して表示。

実務を意識した、チームによるシステム開発を経験

「サーバプログラミング演習」では、チームを組み実習形式でWebサービスを開発しました。実務の工程に沿って進める中で、仕様漏れやメンバー間の認識のズレなどが生じ苦戦しました。そこで、チャットツールを使い、作業状況やアイデアを文書で共有するようにしたことで、作業も円滑に進み、開発したサービスは総合評価1位を獲得できました。このチームによる開発体験は、就職活動の際にもアピールすることができました。

3年次学生間で教科書を譲る「電大マーケット」のデータモデル図。

VRの没入感を損なわずに現実の障害物を知らせる研究

自分の適性に合ったCG分野を探求するために「インタラクティブグラフィックス研究室」に所属しています。「卒業研究」では、VRゲームをプレイ中に没入感を損なわずに、現実空間にある家具などの障害物の存在を視覚的に提示するシステムの開発を行っています。工程に沿って研究を進めながら、どんな技術を組み合わせれば課題が解決できるかを模索するなど、3年次までの学びで培った知識や技術をフル稼働しながら研究に取り組んでいます。

4年次VR空間内に現実空間にある障害物をフレーム状で表し警告。

株式会社サイバーエージェント

内定先では、本学で学んだCGやプログラミングの技術を生かして、ゲームクライアントのエンジニアとして活躍していきたいです。将来的には、マーケティングや仕掛けづくりにも携わるディレクターやプロデューサーを目指しており、世界中の人を楽しませるゲームコンテンツの開発を主導していくのが夢です。

時間があるときには動物カフェ巡り

ペットは飼っていませんが、フクロウやウサギ、チンチラなどの動物が好きです。普段は動画サイトで動物の動画を楽しみながら、時間があるときには、動物カフェに行って癒されています。

時間があるときには動物カフェ巡り

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