将来は建築関係の仕事に就きたいと考えていました。本学のオープンキャンパスに参加したところ、主コース・副コース制で建築と土木の両方が学べるうえに、学内の雰囲気がとてもよかったので志望しました。
入学してすぐの「建築都市デザイン演習Ⅰ」の課題は、6メートル四方の住宅の設計。図面を描くのも模型をつくるのも初めてでしたが、毎回先生に見ていただき、家でもこつこつと作業を続けてようやく完成。大きなやりがいを感じました。壁全面を棚にするなどの工夫をした結果、講評会の投票で選ばれてステージで発表することができました。
2年次の「建築都市デザイン演習ⅡB」では、廃校になった小学校の改修プランをグループワークで作成。現地まで調査に行き、「平屋でできた自然豊かな小学校」というテーマを決め、設計および模型製作を行いました。各メンバーの異なる意見を一つの案にまとめ上げる共同作業は、とても貴重な経験になりました。
「建築都市デザイン演習ⅢB」の課題は、歴史ある銀行の建物を美術館に改修するというもの。「入りたくなる美術館」というコンセプトで、作品を無料で鑑賞できるスペースやカフェを館内に設ける案を作成しました。初めて使用した3D CADも、この課題を通してうまく使えるようになりました。
「卒業研究」のテーマはリハビリテーション病院。研究のきっかけは、高齢化が進む中で病院建築の需要が高まっており、この分野がより重要になると思ったからです。アンケート調査の結果を基に、病院と患者さんの双方の要求を満たすプランなどを研究しています。
土木施工管理のインターンに参加し、社員一人一人の構造物にかける思いや、大規模な構造物の迫力に感激。入社したら、インフラの整備を通して安心安全で便利な社会環境の整備に貢献したいと考えています。大学のグループワークで学んだチーム力を生かし、関係者一同が力を合わせてひとつの構造物を作り上げていく現場で活躍したいと思います。
鳩山祭実行委員会に所属し、キャンパスの地元の夏祭りに参加。地域の方々と話し合いを重ね、当日は模擬店の店長として参加した経験は貴重な思い出になりました。