未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 私の4年間のステップ(1) 学科オリジナルサイト

幼少期からブロックでロボットを作ることが好きで、いつか本物を自分の手で製作したいと思い進学。メカトロニクスの基礎となる機械、電気・電子、情報、制御の4分野を学べることも魅力でした。

憧れだったロボット製作に初めて挑戦

「メカトロニクスワークショップ」では、グループに分かれてライントレースロボットや玉入れロボットを製作して性能を競い合いました。はんだ付けなど、ものづくりの基本となる作業もこの授業で初めて体験しました。学生同士で話し合っているうちに、自分では思いもよらないアイデアが出てきたことも。共同作業の醍醐味を感じました。

グループで玉入れロボットを製作。アイデアを出し合って設計を進めた。グループで玉入れロボットを製作。アイデアを出し合って設計を進めた。

理論を応用した実験で理解がさらに深まる

「メカトロニクス基礎実験A・B」では、論理回路を設計してエレベーターを動かしたり、カメラで撮影した写真を白黒化させる画像処理に挑戦したり、ものづくりに必要な基礎的な知識と技術を実践的に学びました。座学で学んだ知識を使う機会が多かったため、理論がどのようにして応用されているのか具体的に知ることができ、理解がさらに深まりました。

別の授業で取り組んだペーパータワー。ここにも座学の知識を生かした試みが。別の授業で取り組んだペーパータワー。ここにも座学の知識を生かした試みが。

学びの集大成として本格的なロボットを製作

「メカトロニクス総合実験B」では、3年間で学んだ機械、電気・電子、情報、制御の4分野の知識の集大成として、エアホッケーロボットを製作し、グループ対抗戦を行いました。回路の設計から部品の加工までロボット製作の一連の工程を経験したことで、技術者としての基盤ができたと実感しました。

3年間で培った知識と技術を駆使してホッケーロボットを製作した。3年間で培った知識と技術を駆使してホッケーロボットを製作した。

オリジナルロボットをつくって幼いころからの夢をかなえた

「卒業研究」では、左右に揺れながら歩くペンギンの歩行方法を再現したオリジナルの二足歩行ロボットを製作。それまでの実験とは異なり、すべてを一から開発するのは大変でしたが、自分のアイデアを形にできること、幼い頃からの夢をかなえられたことに大きな喜びを感じました。

オリジナルのペンギンロボットを開発。苦労はしたが成長を実感できたオリジナルのペンギンロボットを開発。苦労はしたが成長を実感できた

東京電機大学大学院 未来科学研究科 ロボット・メカトロニクス学専攻

早期卒業制度を利用し3.5年で卒業できたので4年次の後期はハワイ大学ヒロ校に留学。英語力を磨きながらハワイの大自然を満喫しました。大学院に進学後は、ペンギンロボットの製作に引き続き取り組む予定。より安定的かつ効率的な歩行アルゴリズムを構築して、歩行サポート器具などへの応用に取り組みたいと思っています。

旅を通して知らない景色や文化に触れる

長期休暇を利用して旅行に行くのが毎年の楽しみ。コロナ禍の間は国内旅行が中心でしたが、これからは海外にも出かけて、知らない景色や文化にたくさん触れたいと思っています。

旅を通して知らない景色や文化に触れる

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