理学は、数理や自然界の法則を探究し、論理的思考によってそれらを体系づける学問。
基礎をしっかりと学びながら、幅広い応用力と自ら考える力を養うために、段階的な教育カリキュラムを構築しています。
問題の本質を的確にとらえて解決できる、創造性と専門性を備えたこれからの社会に求められる人材を育成します。
選べる4つの専門コース
自然の原理を追究する「物理学」と「化学」、自然科学の基礎となる「数学」は、理学の代表的な学問です。そこに情報を数理的に考える「数理情報学」を加えた、4つのコースを設置。自らの興味と目的に合わせて選択し、専門知識を深めることができます。
基礎と応用力が着実に身につく
未知の問題に取り組むには、基礎と応用力が必要不可欠です。基礎をしっかり学びながら段階的に応用力が身につくカリキュラムで、スムーズに実力を向上させることができます。さらに、ほかの学系との連携も進め、幅広い分野の知識を得ることができます。
理学で求められる「未知に挑戦する姿勢」を養う
理学では、さまざまなことに興味を持ち、自ら未知の領域に「挑戦していく姿勢」が求められます。基本的な理論を理解したうえで、それらが実際の問題解決にどのように活用できるかを、数多くの演習や実験によって学び、研究者としての土台を培います。
数学コース
数学は現代科学の基礎学問であり、それ自体が興味深い研究対象です。学びを通じて、自由な発想と論理的思考力を持つ人材を育成します。
物理学コース
自然界の複雑な現象や性質を説明する普遍的な法則・原理を探究。隠されていた単純さや美しさを明らかにし、理解できる人材を育成します。
化学コース
物質の構造・性質・反応のメカニズムを研究。基礎から応用へ結びつける力を身につけた、新時代の化学者・研究者を養成します。
数理情報学コース
数理的なアプローチによって、情報の本質を研究。人間の持つ知的な情報処理の機能を、数理的かつ人工的に実現する情報学分野の人材を育成します。
1年次は入学した学系の共通科目を中心に学び、2年次進級時に「主コース」と「副コース」を選択します。「主コース」は入学した学系から選択し、「副コース」は入学した学系から選択あるいは他学系のコースを選択することも可能です。詳細は、下記の「理工学部について」をご確認ください。
各種実験を通して物理学・化学を身近に感じるとともに、自然法則のいくつかを体感的に学びます。そのほか、実験操作に習熟する、わかりやすいレポートを書くなど、具体的な課題もクリアしていきます。
学生を少人数のグループに分けて、開講コースの全教員がそれぞれ1グループを担当。各教員が選んだ自分の専攻に近い入門的な専門書を、学生によるプレゼン形式で読み進めていきます。
少人数クラスでのプログラム実習。数学やコンピュータ、情報分野における演習課題に取り組み、プログラミング能力を向上させ課題分野への理解を深めます。2年次後期から3年次前期へと続き、課題も次第に専門的になります。
●埼玉鳩山キャンパスにある理工学部には、意欲のある学生がさらに高いレベルの研究に取り組むことができる学部・大学院が連携した研究教育システムがあります。
●これからの産業ニーズを先取りした「宇宙工学・生体医工学・環境工学」の3つのプログラムを開講。
●分野を横断した複合研究領域を学習し、産学官と連携を強化することで次世代の高度な技術者を養成します。
[卒業者数]
109名
男子:97名/女子:12名
東京電力、日本郵便、JR西日本、JR東日本、三菱電機、TOPPAN、カシオ計算機、富士電機、コニカミノルタ、浜松ホトニクス、ダイフク、山九、富士ソフト、東京応化工業、NTTファシリティーズ、野村證券、都築電気、富士通エフサス、丸文、NTTアドバンステクノロジ、日立パワーソリューションズ、富士通ネットワークソリューションズ、日立産業制御ソリューションズ、Sky、リクルート、NEC航空宇宙システム、ナビタイムジャパン、情報処理推進機構、教員(公立・私立の中高多数)、公務員(県庁・市役所・警察 他) など
18名(2023年3月卒業者実績)
男子:15名
女子: 3名
進学率:16.5%
危険物取扱者(甲種)、技術士・技術士補 など
・高等学校教諭一種免許状
数学、理科、情報
・中学校教諭一種免許状
数学、理科